シェアリングボートが舞鶴にやってきてはや2週間。その間、何もしてなかったワケではありませんよ。今回のボートは中間検査の時期が2年近く過ぎていてこのままでは乗れませんね。

まずは名義変更。

船の名義変更は「移転登録」という手続きをやります。手続きをするには小型船舶検査機構(通称JCI)の窓口で行います。というか申請は郵送ですけど(笑)もちろん私たち海事代理士に聞いていただければ親切丁寧にご説明しますが、JCIさん、とっても親切なんです。今回お世話になった舞鶴支部さんもとっても親切な対応でした。

実は検査の時間もちょっと無理きいてくれたし・・・(”ω”) 秘密。

準備する書類はJCIのホームページでダウンロードできます。今回は変更・移転登録申請書、譲渡証明書、旧所有者・新所有者の印鑑証明、船舶検査申請書、申請費用支払いの領収書です。今回は検査申請も一緒におこないます。検査は中間検査を受けるのではなく、繰り上げで定期検査を受けることにしました。中間検査でももちろん良いのですが、次の定期検査の時期は変わらないので結局1年後に定期検査になるためです。これはこちらの判断で決めます。ま、JCIさんも親切にアドバイスいただけますが。申請書の書き方は決して難しくないですよね(^^)

検査官さんお見えです。お顔を写さない約束で無理を言って撮らせていただきました!ちょっと嫌がっておられましたがすいません。

まずはライフジャケットから。横に転がってる!のは例の信号紅炎です。そう、期限切れたら高いアレ(*´з`) 車の発煙筒で代用しようとか馬鹿なことを考えてはいけません(爆)

もちろん全て型式承認の認定品でないと検査は通りません。あの桜のマークが入ったやつ。ライフジャケットは定員分いります。このボートは定員6ですが、ノアの箱舟でも宝船でもあるまいしそんな窮屈な乗り方しません。定員4にしました。男はだまって定員4。なので4着いります。1着は自動膨張式。大雨の日はたまに死にます(ToT)/~

他にも、救命浮環、赤バケツ、黒球、工具、アンカー。

エンジンを始動して機関のチェック、OK。舵効き、OK。あ、両色灯は線が切れてまして、、NG。夜間航行はしないことにしました。夜はコワいですから。

汽笛がもともと装備されていないので、汽笛代わりに笛を付けろと。笛ですか?笛ですよ!?衝突するかもしれない緊急事態に本当に役に立つのだろうか!!

ま、いいか。

検査は無事終了。ざっと20分くらい。良くも悪くも船の検査はこんな感じです。旅客船や20トンを超える船の検査はこんなモノではありません。もっともっと大変ですが。JCIさん、暑い中ありがとうございました。いっぱい隠し撮りしてすいません(笑)

新しい検査証書一式は後日、郵送で届きます。

そうそう、検査前の整備時に発見してしまいました!

ハチの巣。しかも生きたハチ付き(T_T)

何ハチか知らんけどすぐ退治しました。ボートにはよくあるんです。ハチの襲来。過去には船外機のカバーを開けたらスズメバチの家と化していたことも。みなさまハチにはお気をつけて。

では続きはまた次回。